多くの人のために活躍したい

私は幼い頃から感じていた霊的感覚と、師匠に勧められたタロットやエンジェルカードを駆使して占い師の仕事を始めました。霊的感覚を扱うためにお世話になった占い師が経営している占い店でしばらく修行を積ませてもらった後、都内の占い店に所属させてもらって活動をしてきました。

私の扱う霊的感覚とはいわゆる対象者のオーラを読み取るオーラリーディングと、研ぎ澄まされた霊的感覚によって導き出す霊感タロットです。幼い頃は私自身この不思議な感覚を気持ち悪いものとして感じ取っていましたし、そのことを親兄弟や友人に話そうものなら異端児扱いされてとても困っていました。そんな経験を重ねるうちに、私のこの力は人には言ってはいけないものなんだと思うようになりました。
中学生のある日、街に占い師がやってきてお試し鑑定ができるという催しが行われていました。私はあまり興味がなかったのですが、友人に面白そうだから行ってみようと誘われて行くことになりました。催しの会場にはたくさんの人がいましたが、占い師の鑑定を受けている人はあまりいませんでした。空いていてラッキーだねなんて友人と話しながら並ぶと、しばらくして私の番になりました。するとその占い師は「君は私と同じだね」と言ったのです。「見えてはいけないもの、感じてはいけないものがわかるだろう」と言われてとても驚きました。「誰にも認めてもらえず、自分でもよくわからなくてとても大変だろう」そう言われた瞬間「この人は私のことがわかるんだ」と思い、ようやく理解者に出会えたと思い、その場で泣いてしまいました。
それから数年後、高校を卒業した私はあの占い師のもとに弟子入りし、自分の力の扱い方を覚えていきました。

それからは師となる占い師の店舗で実績を積み、都内の店舗で活躍するようになりましたが、最近は占い師としての欲なのか、お店に来る人だけでなくもっとたくさんの人の悩みを聞いて助けになりたいと感じるようになりました。
都内は人が多くいますし、店舗側の集客などにより都外のお客様も多くいらっしゃいます。しかし、それでも近隣の地域だったり、たまたま旅行で訪れた方など、来店されるのは限られた方です。どうしても広い範囲の方のお相手は難しくなってしまいます。それでも私は師匠に救われた時のように、全国で悩んで困っている方の力になりたいと考えました。

そこで私は店舗で活躍する傍ら、自宅でもできるチャットの占い師としての活動も始めることにしました。ちょうど占い師を募集していうところがあったので、そちらに応募し、在宅でも活躍の機会をいただきました。
在宅の素晴らしい点は、ネットワークを利用することにより、限られた範囲のお客様ではなく、幅広い、それこそ全国のお客様のお力になれるというところです。中には普段店舗にいらっしゃるお客様も利用してくださいます。店舗では決められた時間しか利用できないけれど、これなら好きな時に好きなだけ相談できると好評です。また、チャットの方でご利用くださるお客様がわざわざ店舗までいらしてくださったこともあります。
チャットの占い師として活動を始めたことにより、活動の場が広がり、より多くのお客様の力になることができています。在宅での占い師は活躍の場を広げるのにとても良いと感じました。