副業にしやすい占い師の仕事

私は大学卒業後、一般企業に勤めましたが、いろいろとあって3年で退職しました。その後は就職先も見つからず、バイトを渡り歩いてどうにか生活をしていました。しかしどんなに良いバイト先に努めたとしても、それで生活をしていくのは厳しかったので、できれば手に職をつけたいと思いました。
そこでどんな職が良いのか、占い師に相談してみました。すると、自分の弟子にならないかと誘われたのです。私は占い師の仕事が向いているから、努力すればきっと成功するというのです。最初は怪しいと思ったし、今でももしかしたら弟子を取りたいがために適当な事を言っていたのでは?と思ってしまいますが、その時の私は怪しいと思いながらもやってみたいという気持ちが勝り、さらにここでできるようになればいつまでも仕事にできると思い、その申し出を受け、この占い師のもとで占いを身に付けることにしました。
その間やはりバイトをしないと生活はできないのでバイトは続けていましたが、不思議と辛いという思いはありませんでした。占いの勉強はとても楽しく、日々新しいことを学び、身に付け、できるようになるととても嬉しく感じました。私が占い師から教わったのは、占い師が得意とするタロットと易占、それから身につけておくと良いと言われて占星術と算命学、手相を学びました。習得に費やした期間はなんと10年と時間がかかりましたが、5年ほど経った頃から占い師とともに店に立たせてもらい、実際の鑑定も行うようになりました。

そして今は占い師のもとを離れ別の占い会社に登録しています。まだまだ占いだけで食べていけるほどの稼ぎはないので、ほかの仕事との掛け持ちです。占い師のもとを離れてからは自分でも占いの勉強を続けながら、パートとして市内の小さな会社の事務員として働き始めました。昼間は事務員、夜は占い師としての生活になったのです。
私が登録した占い会社は電話やメール、チャットなど様々な方法での鑑定が可能な会社で、私は主に電話とチャットで対応しています。事務の仕事が9時から17時までなので、帰宅後、夕食などを済ませ落ち着いた夜9時から深夜1時まで占い師として待機しています。
時々残業が入ってしまい、待機の時間に遅れそうになることもあるのですが、そういう時は連絡しておけばスタッフの人が対応してくれるので、万が一の時も安心です。他にも今までは師匠である占い師がいろいろとしてくれていたので困らなかったことも、全部自分でやらなければならなくなったのですが、運営面やお金のことに関してなども、スタッフの人が対応してくれるので、鑑定に集中できる環境があります。時間の調整などもしてもらえるので、副業として働きやすいですし、占いは一生使える技能だと思うので、生涯の仕事としてやっていけそうです。